心理検査

心理検査

心理検査とは

心理検査の必要性について

人は他の人と一緒にいるとその方のことを観察する、話すことで理解していきます。自分を理解するのは対人関係が必要と言われる所以です。しかし、理解の基準はそれぞれです。心理検査は莫大な統計のもと平均的と思われる基準との比較で個人の性格や知能を知ることができます。また、現在の困り感が性格や知能に関係していることがある為に治療やカウンセリングの方向性の助けになります。

テストバッテリー(どの検査を選ぶかについて)

心理検査は沢山あり相関性もある為に、沢山の検査を施行すると良いというものではありません。被検者は時間や料金等の負担があります。最もよい心理検査の組み合わせを困り感(主訴)やニーズに合わせて選ぶ必要があります。基本的には主訴は生来的な能力(知能検査)と感情のコントロール(性格検査)が関係していると考えられます。

最近は発達特性を調べる為にAQ(自閉スペクトラム症をチェックする質問紙)やCAARS(ADHD注意欠陥・多動障害のチェックする質問紙)等があり、テストバッテリーに加えることをお勧めしています。当心理研究所ではWAIS₋Ⅳとロールシャッハ・テストと主訴に合わせた性格の質問紙等を施行いたしており、主訴の背景要因や改善点等を所見からお話しさせて頂きます。心理検査は被験者様の負担が大きく意味のあるものにするには熟練が必要と考えます。

大学病院勤務時代から心理テスターとして30年以上の経験があり、意味のある心理検査の結果と今後の方向性につながると考えます。

ロールシャッハ・テスト 10枚のインクの染み図版から被験者の情緒の成熟度や依存度、統制力、性格傾向、精神障害の傾向等多岐にわたり知ることが可能な検査。自分の傾向を知ることで回復への近道を探します。テストだけでもご相談ください。

検査時間は50分~90分 料金:19000円・・・14000円(検査+所見)+5000円(ご説明面接)でお願いいたします。(TEG、AQ等をテストバッテリーとして組み合わせています)

知能検査 WAIS(Wechsler Adult Intelligence Scale):
Ⅳ(16歳から90歳11ヵ月まで)やWISC(Wechsler Intelligence Scale for Child9)-Ⅳ (5歳~16歳)は個人の中の様々な能力を知ることで苦手なことに対して対処や工夫ができることを目指します。WAIS‐Ⅳは14000円にて実施しております。ご説明は別途5000円です。ロールシャッハ・テストと一緒に受けられた場合は32000円としております。(TEG等をテストバッテリーとして組み合わせています)

その他の検査 SCT(文章完成法テスト):
個人の全体像(トータルパーソナリティ性格・能力・興味など)を把握する検査

TEG3(東大式エゴグラム):
交流分析を基本とした5つの自我状態から特徴を把握する検査。

PF-study:欲求不満状況からの反応で性格の傾向を把握する検査。

YG性格検査(矢田部ギルフォード性格検査)
情緒特性や人間関係等知的活動性等を把握する検査

MAS(不安尺度):
身体や精神の不安等の総合的な不安を把握する検査。

上記 質問紙の検査は3つ5000円で施行いたします。

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